──2023年、3月31日。
この始まりに見覚えのある方は、おそらく一年前の今日のブログを
読んでいたことでしょう。
そうです、今年も来てしまいました。
Ohana第二期生卒室の日が。
たくさんの塗り絵や写真が剥がされ、名前も貼り直され。
しかし昨年度よりも壁が真っ白ではなく薄汚れてきているのは、
その分思い出が刻まれてきた証拠だと思います。
卒室式。
職員一人ひとりの挨拶、私もなにを話そうか朝から考えていたのですが、
正直まったく思い浮かびませんでした。
Ohanaを築き上げた子はもちろんこれまでの全員です。
しかし昨年度の4月、いっちばん最初から居た子たちが
この日をもって全員卒室してしまうという事実に、
考えただけで涙が溢れてきてしまいます。
寂しいという気持ちに嘘はつけませんでした。
でも、見送るなら泣くより笑顔で見送りたい。
だから挨拶を終えたあとはできるだけたくさん笑顔で。
卒室証書も施設長から全員に手渡ししました。
第一期からいる子に、施設長から伝えきれない言葉は手紙も渡しました。
お花見もかねた最後の公園遊びは、桜がよく咲く亀田公園へ。
存分に体を動かして、たくさんの笑顔が咲いていました。
桜が舞う中で遊ぶ子どもたちはとてもまぶしかったです。
皆様、一年間、もしくは二年間、ありがとうございました。
共に過ごしてきて子どもたちが成長したのはもちろん、
子どもたちの姿を見て大人もまた、成長しました。
学校の先生方や近隣の方々にもたくさんお世話になりました。
これからもお騒がせいたしますが、賑やかで笑顔あふれるOhanaを、
皆様どうぞよろしくお願いします。
ありがとう、第二期生のみんな。